謎の日傘男

汚い色の日傘をさし、トラメガで意味不明の言葉を大声で叫びながら歩いていく30から40才ぐらいのなぞの男性。
カーキ色に変色したその日傘には、赤いリボンがぬいつけてあり、良く見るとそのリボンで「ようきくらし」と書いてある。

その主張は、ある宗教団体の構成員と思われるが、その組織は黒の法被に拍子木というのが通り相場である。
彼のジャンバーにもその組織の名前が縫いつけてあるが、常に単独行動をとりつづけるはぐれ派かと思われるし、またその組織の構成員を名乗って陰謀を働いているという可能性もある。
この人物もまた、21:00前後に道頓堀を西進し、戎橋交番前の交差点路上にて立ち止り、トラメガにてのデモンストレーションを行い、地元官憲より弾圧を受けている姿も複数回目撃されている。

そして、その後戎橋商店街を南下し、千日前通、阪神高速高架下の中洲にて同様の示威行為を行ってからいずれかに消えるものである。


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