南の島

原 曲:積み木の部屋
原歌手:布施明


いつの間にか支那が  暮らし始めていた
珊瑚だけが覗く 狭い島に施設
それにできることは  文句つけて抗議
だけど侵されていった
やり過ごすためだという嘘で  大嵐のどさくさで盗った
もしもこちらがもっと  強い武力でいたら  支配続いていたのか
バナナ輸出さえも  止められたよね
スプラトリーは何処へ

支那がもしも出ても  すぐにどこか来るさ
ASEANの別の  国なのかもしれない
どさくさで支那が  作り込んだ島に
どんな国旗が揚がる
限りない揉め事も海も  分かり合う こともややこしい
もしも日本がもっと  強い国家でいたら
平和続いていたのか
こんなことも知らず  島を渡した頃
そうさあの日が始め
そうさあの日が始め


解説:
いつのまにか暮らし始めていたのは侵略者であった。そういうつながりで作りました。
それも原曲のわびしい部屋と、珊瑚礁のささやかな島に施設を作り上げたいやらしさにかぶせて。
そして二番を解説しておきますと、第二次世界大戦に敗戦するまで、南沙諸島は台湾の高雄市の一部として日本が領有しておりました。
敗戦後の処理で、日本は領有権を放棄したものの、そこでどこの国に帰属するか決まらないでベトナムやフィリピンがめいめい領有権を宣言し、
今の混乱につながっているのでした。