The diving spot

大阪ミナミのへそ といえば道頓堀、そして戎橋である。

その戎橋 実は大阪で一番有名なダイビングスポットである。
Cカードは不要であるが、度胸と根性と体力、そして羞恥心を抑える精神力が要求される。

大きなイベントが行われる度、大阪人はここに集い、騒ぐ。たとえ西宮市のプロ野球の結果であってもである。
よく、東京中央政府の謀略マスコミによって『大阪人は興奮すると見境も無く汚いどぶ川のような川に飛び込む、信じられない人種である。』と宣伝されているが、それも一面は真実である。但し、飛び込むのはいちびりの若者に限っての話であるが。

この野球のOFFシーズンに、そのいちびりによる飛び込みのシーンを大阪レジスタンスは入手したので、発表しよう。

通常は、グリコの看板側(川下)に飛び込み、橋の下をくぐってかに道楽本店横の桟橋(川上)まで泳ぎ着き、上陸するのが基本パターンである。

しかしながら、今回は、基本パターンをやってのけ、再度反対側から飛び込んだという元気の良さであった。

このように、この日は夜の光線の為であろうか水は澄んで見え、夜ながら川底まで見通せ、魚が泳いでいる姿がよくわかるので、思わず飛び込もうという衝動に駆られたのか、もしくは計画的な行為であるのかは分からないが、相当興奮していた様子であった。
しかしながら、阪神タイガースに関係なく飛込みがあるのは、ミナミとはいえ珍しい出来事であった。

大阪レジスタンスのエージェントの撮影にも、快く答えるいちびりな若者であった。


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